「オンライン・コレペティ」とは?
ドイツ語の「Korrepetitor(コレペティートル)」から来ています。「ko-(一緒に)」+「repetie-(何度も練習する)」+「-tor(人)」、つまり「一緒に何度も練習する人」を意味します。歌劇場において、オペラ歌手が必要とする音楽的側面を一対一でサポートする専門職です。日本では略して「コレペティ」という事が多いです。
歌手一人一人の得意を伸ばし、不得意を補い、心の状態に寄り添って、楽譜を初めて開くところから公演本番まで、陰ながら寄り添います。
歌を愛するすべての人の役に立ちたい、コロナ渦の中、自宅にて安全に力を伸ばしたい人の助けになりたい、という思いから、リモート機能つまりビデオ通話を使った「オンライン・コレペティ」を始めました。
「コレペティ」は、一般的なレッスンとは何が違うの?
一般的なレッスンでは、受講生がご自分でできるだけの練習をした後に、声楽の先生の前でご披露して、アドバイスをもらう、という側面が強いです。
一方「コレペティ」では、「一緒に何度も練習する人」という意味ですので、全く譜読みをしていない段階から、一緒に練習を始めることができます。取り組みたい曲を、ご自分のペースで行っていただけます。とても気軽に考えていただいたら幸いです。
どんなことをしてもらえるの?
音取り
歌のメロディーを和音とともに反復演奏いたします。その後、前奏や間奏に続いて、小さいフレーズごとに繰り返し歌っていただくことで、効率良く音取りすることができます。
外国語の歌詞の発音・発語
【ドイツ語、イタリア語、フランス語、チェコ語、英語】
歌うための発音「Singing Diction」は、特にクラシック音楽において、日常会話の発音とは少し違います。日本語にない発音のみならず、音符に当てはめた場合どのように発音するのか、舞台上ではどのような発語が望ましいのか、など丁寧にお伝えします。
実践へのお手伝い
立ち稽古、オーディション、本番などに向けての様々なご相談に対応させていただきます。
「オンライン」のメリットは?
1. 移動時間・交通費の節約になる。
2. 新型コロナウイルスなどの感染リスクを減らせる。
3. プライバシーが守られる。完全に一対一ですので、周りの目を気にすることなく行えます。
対面式では行ってないの?
「オンライン」では、システムの都合上ビデオ通話に遅れが出るため、歌と同時にピアノ伴奏を弾くことができません。歌い込みたい方のために「対面式」も承っております。
ただ現在はドイツ在住のため「オンライン」でのみ行っております。日本に帰国した際には「対面式」も行いますので、その旨、「対面式のご案内」ページにてお知らせいたします。
どのようなシステムが必要ですか?
1. スマートフォン、タブレット、PC上のビデオ通話アプリケーション。Skype, Zoom, Line, Messenser, WhatsApp, Facetime の中からお選びいただけます。
2. ビデオ通話ができる通信環境。
以上2点です。
譜読みのサポートをしてほしい
・譜読みを始めたい
・譜読みができているかチェックしてほしい
・レチタティーヴォの譜読みを見てほしい
・現代曲の音取りをしてほしい
など
合唱団に入ったが不安
・周りについていけるのか不安
・自分のパートの音取りをしてほしい
・次の団の練習までに繰り返し練習したい
・外国語の読み方がはっきりしない
など
実践前のチェックが欲しい
・コンサート前に暗譜の確認がしたい
・レッスンや、マスタークラス、オーディションの前に、チェックをして欲しい
など
料金
◆一般◆
30分 1,500円
60分 3,000円
90分 4,500円
120分 6,000円
◆学生◆
30分 1,000円
60分 2,000円
90分 3,000円
120分 4,000円
* 終了後に指定の銀行口座にお振込みいただきます。振込先は、お申込み後にお知らせいたします。
* 日程変更可能、キャンセル無料 (出来るだけ早くお知らせください)。
ご予約可能時間
日本時間: 15:00〜24:00
定休日: なし