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大阪 神社仏閣巡り④ 一寸法師は難波出身?

 

前回、一寸法師の出身は住吉ということでご紹介しましたが、室町時代から江戸時代に編纂された「御伽草子(おとぎぞうし)」によると、本当は難波出身かもしれません。

 

御伽草子より

「津の国浪速(なには)の里に、おほぢとうばと侍(はべ)り。うば四十に及ぶまで、子のなきことを悲しみ、住吉に参り、なき子を祈り申すに…(中略)…住吉の浦より、御器(ごき)を船としてうち乗りて、都へぞ上りける。

 住みなれし 難波の浦を 立ち出でて 都へいそぐ 我が心かな」*

* 古文一寸法師研究より

 

少なくとも、ご両親は難波に住んでいた。住吉大社へお祈りして生まれた一寸法師は、住吉の港から難波(道頓堀)を通って京に向かった、ということでしょうか。

 

はい、難波にもあるのです、一寸法師の名所が。場所はこちらです。にぎやかな道頓堀筋を進んで…


 

うどんの今井とジャンカラの間に、小さな路地があります。知らないと、通り過ぎちゃう。

 

この道の名は「浮世小路(うきよしょうじ)」。道幅1.2mの狭いところに、大正浪漫をぎゅうぎゅうに感じることのできるレトロな空間です。


 

 

その中にありました、一寸法師大明神!うれしくなっちゃう小ささです。もしかして、日本一小さい神社ではないでしょうか?


 

祭神: 一寸法師大明神

御利益: 商売繁盛、家内安全、縁結び

 

真ん中に一寸法師、左にお姫様、右に鬼。全部が全部可愛いです。今は鬼退治ならぬコロナ退治をお願いしてる、と書いてありました。

 

よくあたるおみくじが売られています。鬼の前の投入口に100円を入れまして、下から自分でおみくじを取ります。売り上げは、提灯の電気代に使われるそう。

 


 

中身が面白いんですよ~。こちらにお立ちよりの際は、是非ひとつ!


 

「ラッキーなもん」にあったからあげ食べに行ました。からあげってドイツにないので(デュッセルドルフを除く)、日本滞在における必須の食事です。それとその店の近くの

 

エプロンと通天閣の課題残してまする。


 

★大阪 神社仏閣巡りシリーズ★

こんなところに清水寺

住吉さんの可愛い認定神社

一寸法師は住吉出身?

 

★ご案内★

ドイツのCovid-19の感染状況を考慮し、本日4月3日の渡独を断念いたしました。よって、8月23日まで再延期して日本に滞在します。対面型コレペティを引き続き承り中です。オンラインもOK。譜読みのお手伝い致します☆お気軽にお問合せくださいませ。

 

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コメント: 2
  • #1

    奏でる惑星 (月曜日, 12 4月 2021 03:33)

    エプロン…似合わなそう(失礼!)。

    あれ、指輪してないんですか? ピアノ弾くのに邪魔でしょうけど…。
    私は結婚後、たった2日で外しましたけどね(笑)。
    銀行マンとかなら、着けてるほうが信頼されて契約取れるらしいです。
    ほんまかいな。

  • #2

    Maki (月曜日, 12 4月 2021 04:26)

    奏でる惑星様

    指輪買いたいんですけど、なんだかんだでそこに至らずです。
    たしかに、はめてみたらどれだけ煩わしいのかが不明です。惑星さんは2日で外されましたか〜。

    つけたり外したりしたら、無くしそうです。(おしゃれ指輪はよく無くなりましたので、つけるのやめました。)