日本滞在中、獅子殿で有名な難波八阪神社に行って参りました。
場所は難波駅の西側、徒歩圏内。街中にこんな興味深い場所があったなんて数年前まで知りませんでした。外国人にとても有名なのだそう。知らなかったの私だけ?このご時世ですが、この日境内に訪れていた人は外国人の割合高めでした。
京都の八坂神社とは「坂/阪」の字が違います。と気づいたのは、ブログを書くためにいろいろ調べていた時の事。意地悪い私は、間違ってる人結構いてるんちゃうか~と思って両方の字で検索かけてみたりして。その予想は当たっていたので、ニマリとしました。自慢できるネタかな。できないか。
5世紀ごろからの産土神(うぶすなかみ)、つまり難波の守護神が祀られていました。仁徳天皇時代、難波周辺に疫病がはやりだしたとき、素盞嗚命(スサノオノミコト)が現れて疫病を退散させました。おぉ、これは参るなら今でしょ!の神社ではないでしょうか。(さり気に死語)
御祭神
素戔嗚尊(スサノヲノミコト):
蝶々夫人でおなじみイザナギとイザナミの子で、ヤマタノオロチを退治
御利益: 厄除け・疫病退散・商売繁盛・農耕殖産
奇稲田姫命(クシイナダヒメノミコト):
ヤマタノオロチの生贄にされそうになっていたところを、スサノヲノミコトに助けられ、スサノヲノミコトと結婚
御利益: 縁結び・夫婦円満・安産
八柱御子命(ヤハシラミコのミコト):
スサノヲノミコトと、クシイナダヒメノミコトの8人の子供
天忍穂耳尊(アメノオシホミミノミコト)
天穂日命(アメノホヒノミコト)
天津日子根命(アマツヒコネノミコト)
活津日子根命(イクツヒコネノミコト)
熊野久須毘命(クマヌクスビノミコト)
多紀理毘売命(タギリビメノミコト)
多岐津比売命(タギツヒメノミコト)
狭依毘売命(サヨリビメノミコト)
毎年一月の第三日曜日に、ヤマタノオロチに見立てた大綱をひき合う「綱引神事」という行事が行われています。
1945年の大阪大空襲で焼失。今の本殿及び、獅子殿は1974年に再建されました。南側の入り口からがメインの参道。奥に拝殿が見えます。
拝殿から振り返ると、迫力の獅子殿があります。大きな口で勝利を呼び、邪気を飲み勝運(商運)を招くとのこと。目がライトで、鼻がスピーカー。舞台になっていて、様々な行事に使われます。
東側の入り口から見ると、奥に獅子殿が見えます。何かアトラクションみたい。
西側の入り口からは獅子殿の裏が見えます。別の建物くっついてますね。
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