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川と川が交差?日本人が知らない隠れ名所

 

マグデブルクの中心地にはエルベ川が流れていて、川沿いはきれいな散歩道兼、サイクリング道になっています。ある日なんとなく、その道を北に1時間くらい自転車を進めていたら、大きい橋がかかっているのを見つけました。

 

橋に上ってみると、ええっ、おったまげ~、橋が川だったのです。川と川が交差しているなんて嘘でしょ!


 

橋の上は、船が行き来。徒歩で渡ることも出来ます。下の川から見上げるとこんな感じ。

 

調べてみると、世界一長い運航可能な水路橋ということで、結構有名でした。

 

マクデブルク水路橋: 全長918m

 

位置的にはこの辺り。グーグルマップ衛星写真も載せます。


 

ドイツの東西を結ぶ長~いミッテルラント運河というのがありまして、その東の端に位置します。

 

1905年にミッテルラント運河建設開始、マクデブルク水路橋は1942年までに橋台が完成するも、第二次世界大戦で中断、東西分裂により中止になり、一度爆破解体されます。東西統一後の1998年に建設が再開され、2003年に開通しました。

 

ミッテルラント運河:

人工的な水路としてドイツ最長、総距離325.3km

 

地図で確かめまして、赤線引いてみました。西の端はベルゲヘフェーデというところに始まり、マクデブルク水路橋のところまでがミッテルランド運河、その先別の運河とつながって、チェコとの国境オーデル川まで続いています。

 

いやーすごい。

 

こちらのサイトで、マクデブルク水路橋の上空写真など楽しめます。私の写真より迫力あって分かりやすいので是非ご覧ください。

 

思い出すだけで、興奮しちゃいます。日本人が知らない、隠れ名所ではないでしょうか。

 

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